就職氷河期世代は放置されるのか

07年卒の求人数はバブル期並みになるとか、団塊世代の再就職先を支援する動きが活発なようだけども、アタシら30歳前後の就職氷河期世代としては、こういうニュースはハッキリ言って不愉快だよね。

自分達よりちょっと上のバブル入社組なんかは、企業のほうから「是非来て下さい」ってな感じで、企業によっては説明会でステーキが出たとか(アタシの会社の親会社もそうだったらしい)。

それがさ、バブルが弾けた後は急に企業のほうが強気になったわけよ。

会社説明会は「お前らを採用する気なんて更々無いけど、まあ説明会ぐらいは参加させてやる」的な態度だったし、面接官は横柄だった。

採用すらしない企業もあったしな。

そして何とか就職できても、今度は年功序列を廃止して成果主義を取り入れたとかで、中々賃金が上がらない。

アタシらの世代ってのは、上の世代と比べたら、リストラの恐怖は味わってないけども、景気が良い頃の恩恵に与ったこともない。就職活動も入社後もあまり良い思いをしていないんだよな。

そんなこんなで働いていたら、07年卒の採用と団塊世代の再雇用を重視だと？　冗談じゃないよ。

確かに、若い働き手や、知識・技術を持った団塊世代の方々を確保したい企業の意向も分からなくもないが、アタシら就職氷河期世代のフォローは無いのだろうか。

なんか不公平だよな。