まあ、どうでもいいことなんだが

俳優から小説家へ転身した水嶋ヒロの小説がいきなりポプラ社小説大賞を取っちゃったよ、という話をテレビが挙って取り上げていた。へーそうなんだと思うものの、なんだかスッキリしないというか。どんな内容なのかよく分かってないのに、テレビじゃスゴイ、スゴイの連発だったもんなあ。
水嶋さんってのは慶應大卒の多才な若手俳優だったらしいし、芸名を伏せての応募ということのようだから、屹度優れた文才も持っているのだろう。
だけどねえ、やっかみとかそういうのじゃなく、なんかこう、あまりにも出来すぎたシナリオみたいで、つい穿った見方をしてしまうわけよ。“小説家としての名声が欲しい水嶋ヒロ”と“小説大賞としての知名度を上げたいポプラ社”が手を組んだ、みたいなね。
まあそれはそれでいいんだが、他の応募者の心中は、どうなんだろうね。てめえこの野郎!みたいな感じなのかな。