コミックバンチ

本日発売の号を以て、コミックバンチは休刊となった。まあ、休刊と言っても、新潮社側は来年1月21日に「コミック@バンチ」を、コアミックス側は10月に「コミックゼノン」をそれぞれ創刊するらしいから、そっちで続きを読める作品もあるんじゃないかと。大雑把に分けるなら、蒼天、AH、歴史モノなんかはゼノン、現代モノは@バンチに移って連載再開となるのかしら。分裂しちゃったんだな。


バンチは創刊から休刊まで9年ちょっと、てところか。このご時勢で結構長続きしたなあとも思う。
バンチが創刊した頃、コミックのリバイバルブームのようなのがあって、あの「北斗の拳」「シティーハンター」の続編が読める、みたいな感じで注目を集めたのがバンチ。ニュース番組でも取り上げられてた。


そういうこともあって、最初はうまくいってたらしいが、徐々に発行部数も低下していったんだよな。愛読者大賞やら何やらで変な作品を猛烈にプッシュしたり、素人の落書きレベルの作品なんかを載せてたりしちゃあ、ねえ。本当に酷かった頃は、ばんがいち快楽天、ポプリクラブ等エロマンガ誌の方が面白かったくらいだ(ということを、ここの日記で書いたような記憶がある)。


そういった作品の連載が終わったあたりから、段々とまともになってきたなと思う。龍馬やウロボロスなんかはさ、次回どうなるんだろ、なんて楽しみになっちゃってね。まさかバンチ作品でこんな風に思うなんてな。ここ1、2年のバンチは中々楽しかったぜ。


だっぼん