コミケまであと1か月

ですなあ。今週末にはカタログが発売、早いものだ。
で、サークルさんの当落情報を調べてるわけだが、いやぁ、今回は西も東も歩き廻ることになりそうだ。年々体力が衰えていくことを慮りながら、いかに効率よくお目当ての同人誌を手に入れるか、というのを考えないとな。
そう思うと同時に、効率なんかクソ喰らえ、適当に歩いて良い本を見つけんのがコミケの醍醐味じゃねえか! とも思ったりする。実際、たまたま手に取ってみた本がかなり面白かった、なんてこともあったからね。


でもアレだよ、自分が経験したことなんで言わせて貰うと、体力的に厳しくなってきたとか、体調がなんか悪いな、と感じたら、己の体力を過信せずにすぐに帰宅しなさいよと。
それは、10年前のことであった…というヤツなんだが、コミケに参加して目当ての本も大体は手に入れて、まだ1時過ぎだしもう少し面白そうなのを探そうか、なんて思っていた頃のこと。なんか身体がだるくなり、会場内を歩くのも辛くなってきた。ちょっとまずいんじゃなイカ? と思い、断腸の思いで会場を出て駅に向かったのだが、身体が重い。そりゃまあ、30冊以上は同人誌を手に入れてんだから重いことは重いんだが、身体に力が入らない。駅は見えるのになかなか辿りつけない。ベンチに座り体力を回復しつつ、やっとの思いで駅に着いてまっすぐ帰宅し、即眠った。いったん目が覚めたところ、どうも熱っぽいので計ってみたら38度弱。ああなんだ微熱か、ともう一眠りしたら体温は平熱に戻ってめでたしめでたし…と思いきや、ここからが本当の地獄だった。腹痛で1日に何十回もトイレに駆け込むことになり、何かを食べると猛烈に腹が痛くなるので何も食べられない。手に入れたばかりの同人誌も読む気力も体力もない、トイレに行く以外、何もしたくないという有様だ。そんなのが数日続いた結果、体重が5キロから6キロぐらい落ちてしまった。結局、この症状は何だったんだろうな。嘔吐は全くなかったし。食中毒?ノロ?よくわからん。
こうやって改めて当時を思い出しながら書いてみると、辛かったなあと思うね。そういうわけでコミケに参加される方は、無茶をしないようにして楽しみましょう。


ところで……
掲示板の同人関連のスレを見て思ったことがある。同人誌を読んで、これは面白いねとかエロくていいねとかペロペロしてえな、なんて風に思った場合、その本を作ったサークルさんに気軽に感想を送るべきなんだろうか?
その昔、私は幾つかのサークルさんに手紙で感想を送ったことが何度かあるんだが、お礼の手紙や年賀状とか好きなキャラが描かれている色紙等をもらったりして、凄く嬉しかったんだよな。
今じゃ個人情報がどうのこうので手紙を送りづらくなったものの、メールやらブログのコメントや拍手がある。以前より楽に感想を伝えられる環境があるんだが、却って感想を送ることにどうも躊躇してしまうんだわ。二言三言じゃ失礼じゃないか、かといってガチで書くと気持ち悪がられるんじゃないか、と思ってしまう。そのへんのさじ加減が難しいな。