ファミ通が創刊30周年だそうで

おめでたいことである。最近は買ったり買わなかったりのファミ通だが、先週発売号は30周年記念号なので買っておいた。おそらく、明日発売の号も買うだろう。

30年か。てことは、ファミ通創刊時の私は小3だ。その頃はマル勝ファミコンファミコン必勝本を毎号購読し、たまにファミマガを買ってて、まだファミ通は読んでなかったな。
ファミ通を毎号購読するようになったのは、確か週刊化する半年くらい前だったと思う。殆どのゲーム誌は各ハードの専門誌だったから、ゲーム総合情報誌が読みたい、ということで買い始めた。様々なゲームの情報だけでなく、ゲーム帝国などの読者ページやコミック、企画ページなどなど見所がたくさんのファミ通。情報の量と速さに関しては、全ゲーム誌中でナンバーワンと断言してもいいと思う。
だが、情報の質に関しては、当時から首を傾げることが多かったのよ。90年代のファミ通は、偏向やネガキャンが酷かったなあ、という印象しかない。何週にも亘ってセガ特集とかメガドライブを持ち上げるような提灯記事を載っける一方で、PCエンジンを“ギャルゲー専用機”と呼んだり(当時“ギャルゲー”という言葉には蔑称的なニュアンスがあった)、クロスレビューで低い点数を付けたり。PCEへのネガキャンときたら、まあ酷かったわ。他にも、「ときメモ」PS版で見せてくれた手のひら返しとかも、忘れられないね。
そんな感じのファミ通だが、最近は買ったり買わなかったり、なのよ。ゲームをやる時間が激減した所為なんだろうが、値段は上がってるのに読みたい!すげえ!てな情報がない。ゲームの情報が知りたきゃ、ネットの情報とか、ハッカドールとかで十分なんだよなあ。それでもまあ、長いこと読んできたゲーム誌だから、頑張ってくださいな。